葵つかさ生きる。｜2025年 夏 葵つかさプロジェクト

「30歳で死ぬと思っていた」
まるで遺書のように、
静かに写真集の巻末に刻まれていた。
人生の終幕を見据え、
葵つかさが全てを捧げて写された一一
2021年発売の写真集『葵つかさ』（徳間書店）。
今では絶版のなった伝説の一冊が、
新たな命を吹き込まれ＜完全版＞として蘇る。
未公開カット、そして新たな撮り下ろし。
あのときの「終わり」に「続き」を加えた作品。

重版を重ね、現在は絶版となった
伝説の写真集『葵つかさ』。
そのラスト12ページを飾った南九州の海での撮影一一
2020年10月14日17時29分から17時55分までの、
わずか26分間に撮られた
写真だけで構成された一冊です。
そこには、「死」を意識していた葵つかさが、
目の前の荒々しい波に怯えながらも、
はじめて「生きる」ことへの執着を
取り戻した瞬間が、
確かに刻まれています。
「足がすくんでいる。進めば死ねるのに」
一一葵つかさ
一冊一冊が、“たしかにそこに在った
”彼女の息遣いを封じ込めた記録。
葵つかさファンならば、
絶対に手元に残してほしい永久保存版です。

完全新作となる待望の写真集がついに発売。
4年という沈黙を破って綴られる
葵つかさの「今」を写した一冊が、
彼女の時間を更新する。
生きるとは何か。
その問いの答えが、ここにある。